仕事(その8)


 

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2012年5月29日(火)朝7:23
東京都千代田区北の丸公園にて「シモツケ(下野)」を撮影
花言葉:「無駄」「無益」「いつかわかる真価」

 

 

 

4月13日(金)付記事より、「仕事」をテーマにした連載を掲載しております。仕事をとおして本当の意味で成長するにはどうすればよいのか、仕事をうまく運ぶコツとは何かなどについてのヒントとなれば幸いです。

 

さて、「選択」と「集中」は、仕事を効率的に進めていくうえで欠かせない要素です。仕事を遂行するにあたり、よりよい選択を行い、集中力を発揮することができれば、スピード、質、どちらの側面においても優れた結果を出すことができます。

 

【選択】

 

私たちの人生は、「絶えざる選択の積み重ね」によって成り立っています。これは、仕事のうえにおいても同じでしょう。よりよい選択をしつづけた人が、ほかの人よりも優れた仕事をする人なのです。よりよい選択を行うこととは、一歩先の事態を見越し、状況の変化を見極め、決断し、それに対応することであると思います。

 

およそ考えにくいことですが、たとえば、プロ野球で、外野手がフェンス際の微妙なところに打ちあがったボールを、「スタンド入りしてしまう」と見切って一歩も動かなかったとしたら、観客からヤジが飛び、その外野手の評価は下がってしまうでしょう。ビジネスのシーンでも、たとえ、今やらずに明日でも来週でも、さほど結果は変わらない仕事だと見切ってしまい、「今やらない」という選択をしてしまった場合、ごく短期間のうちに状況が一変してしまうことも珍しくありません。「あのときにすぐ処理しておけばよかった…」と後悔しても取り返しはつかないのです。

 

仕事で行き詰ったとき、いまのあなたの状況は、よくも悪くも、あなた自身の選択の結果であるということを思い返してみてください。選択と決断の仕方で、状況は180度変わってくるということを、まずは念頭に置く必要があります。そして、正しい選択をする、よりよい選択をするためのひとつの重要な判断基準は、「尽くすべきは尽くす」という精神によるものであるということを忘れてはなりません。判断の前段階としての的確な情報収集力と、情報を取捨選択して優先順位をつける能力を磨くために、不断の勉強を心がけることが大切です。

 

【集中】

せっかく正しい選択をしても、「集中」してその仕事に取り組まなければ、よい結果を出すことはできません。正しい選択をしたはずなのに結果がともなわない場合、それは、集中して取り組む姿勢が十分でないことに起因する場合も少なくないでしょう。

 

たとえば、火事場の馬鹿力、という言葉があります。私たちの脳は、筋肉を動かしたり、行動を起こしたりするとき、普段は70%~80%程度の力しか出さないよう、コントロールしているのだそうです。しかし、火事場のような、危機的状態におかれると、脳のコントロール機能が外れ、100%の力を発揮できるのだそうです。

 

これは仕事のうえでもあてはまることではないでしょうか。高いモチベーションをもって集中力を発揮しているときは、そうでないときに比べて、ひらめきや発想が生まれやすいものです。

 

いつの時代でも同様ですが、成果主義では特に、結果を可視化させないと評価の対象につながりにくいものです。しかも、グローバルな企業間競争が展開され、スピードが求められるなかでは、グローバル規模の競争に伍していけるほど質の高い仕事の内容を、より早く、誰にでもわかるかたちで提示することが必要となってくるのです。さらに近年は、日本企業でも新卒採用における外国人の比率を高める傾向にあり、人材間のグローバル競争が始まっています。これからより厳しくなる競争を勝ち抜いてゆくためにも、若い世代の読者は、「選択と集中」の意識を常に持ち続けて仕事に取り組んでもらいたいと思います。

(リライト 加藤・宮本)

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