自己研鑽(その1)


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2012年7月11日(水)朝7:30
東京都千代田区九段南三丁目にてランタナ(和名・七変化)を撮影
花言葉:「協力」「厳格」「心変わり」等

 

 前回7月6日(金)付のブログ記事で、私が当事務所報「Management Law Letter」1997年5月号に書いた巻頭言「いかに企業構成員に上昇感を与えるかの課題に取り組む」をご紹介いたしました。そのなかで、「変化の時代を迎えて、誰しも勉強しなければそれに対応しきれない、また、萎縮し続ける社会の中でそれを乗り切ることはできない」と述べ、勉強のひとつの方法として、私が取り組んできた継続的な執筆活動をあげました。

 

 本の出版や雑誌への寄稿などは、自分には縁のない別世界の話だと思う人も多いかもしれませんが、いまの時代はブログなど、無料で自分の意見を社会に発信できる便利なツールがあります。書籍の出版でも、ブログでも、しっかりと資料にあたり、根気よく勉強をしたうえで原稿をまとめ、そしてなにより、継続して書き続けることが大切です。そうすれば、思いもしなかったような新しい着想が浮かぶこともありますから、自分の成長につながります。また、あなたが今執筆を行える場がブログだけであったとしても、自分の思い・感じ・考えたことを日々まとめた集積は、いつの日か大いに役に立つでしょう。まさに、継続は力なりです。

 

 さて、継続性の大敵は、なんといっても「怠け心」です。人は本能的に楽なことを求め、苦しいことやつらいことは避けようとするものです。これが怠け心の正体なのです。

 

 この怠け心を克服するには、試練をゲームのように楽しむ気構えが効果的です。ゲームにはルールがありますが、ルールを守る経緯で生じる試練を克服することこそが、ゲームの醍醐味であると思います。つまり、ルールとは、試練が姿を変えたものであるといえるのではないでしょうか。このように、ゲーム感覚を、実生活に取り入れてみることも一つの手立てです。

 

 執筆活動に限らず、どんなかたちでも、勉強を継続的におこない、新しい知識、能力を身につけ、優れた人材となるという強い意志がなければ、これからに時代は到底生き残ることはできないでしょう。私は、江戸時代の儒学者佐藤一斎(1772年~1859年)の「少(しょう)にして学べば、すなわち壮にして為すことあり。壮にして学べば、すなわち老いて衰えず。老いて学べば、すなわち死して朽ちず。」(少年のときに学んでおけば、壮年になってから役に立ち、何事かを為すことができる。壮年のときに学んでおけば、老年になっても気力が衰えることはない)という言葉を大切にしてまいりました(「言志晩録」第60条:岬龍一郎編訳 佐藤一斎『〔現代語抄訳〕言志晩録』PHP出版より)。

 

充実した人生を過ごすには、生涯勉強し、研鑽しなければ結果が得られにくいということを、改めて、皆さんに伝えたいと思います。

 

(リライト 加藤・宮本)

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