2013年4月5日のアーカイブ

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2013年4月3日(水)16:54
静岡県熱海市 熱海赤尾ハーブガーデン付近にてガーベラを撮影
花言葉:崇高な美・崇高な愛

 

 

先月、3月5日(火)18時30分より、東天紅・東京国際フォーラム店において、この4月設立のNPO法人「キャリア権推進ネットワーク」の役員・部会長の顔合わせ会がおこなわれました。私も、監事のひとりに就任する者として会合に出席し、ご挨拶をしてまいりました。

 

当日は、役員に就任される次の方々は全員出席でした。

 

理事長 戸苅利和氏〔法政大学大学院客員教授・元厚生労働省事務次官〕、(以下50音順)理事 太田正孝氏〔あすかコンサルティング代表・元ヘイコンサルティンググループ副社長等〕、同 菊池桃子氏〔戸板女子短期大学客員教授・タレント〕、同 高木剛氏〔財団法人国際労働財団 理事長・元連合会長等〕、同 矢野弘典氏〔産業雇用安定センター会長等・元日本経団連専務理事等〕、監事 鍵市昭氏〔株式会社ニフコ取締役兼専務執行役員・元新生銀行専務執行役員等〕 事務局長 早川由美氏(尚美学園大学非常勤講師等)。各位とも素晴らしい方々です。

 

 

 キャリア権概念は、諏訪康雄先生(法政大学大学院政策創造研究科教授を本年3月末で定年退官。本年2月より中央労働委員会会長)が提唱された考え方です。キャリア権概念について先生が日本で最初に発表された論文は、「キャリア権概念をめぐる一試論」(『日本労働研究雑誌』№468 p54-64/1999年)です。

 

キャリア権概念とは、簡単に申せば、働く人びとが自らの能力を高め、個人も企業・組織も共に発展することにより、ひいては、社会・国家全体の力を高めることを目的とする考え方であると私は理解しています(私が先生にこの考え方をお教えいただいて、2008年~2010年にかけて2年間という期間限定の勉強会を立ち上げ、それがこの度のNPO法人の設立につながった経緯は、次回「後半」でご紹介する私のスピーチに譲ります)。

 

 

わが国は、この先も人口が減少し続け、2100年には人口がいまの約1億2000万人から半分以下の5000万人足らずになるという予測もあります。天然資源に恵まれず、社会資源のなかのひとつである人的資本=ヒトの力を向上させることによってしか存続の道のないわが国にとって、キャリア権概念は、政界・官界・社会全体で研究と実践を重ね、立法化を実現すべき極めて重要なテーマなのです。ここには、労使の対立を超越した価値観があります。

 

 

本ブログをお読みいただいている皆さんと一緒にこの考え方を学んでゆく場としても、NPO法人「キャリア権推進ネットワーク」は極めて有意義な組織であると思います。志を同じくする多くの方々、多くの組織・団体の方々は、下記案内をご参照のうえ、是非とも会員申込みをお願いします。

 

そして、会員申込みをされた方々とは、4月16日(火)18時30分よりアルカディア市ヶ谷6階「伊吹」(地図)にて開催されるキックオフミーティングで、お会いしましょう!

 

 

 

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NPO法人「キャリア権推進ネットワーク」 
http://www.career-ken.org/

 

 

 

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