【歴訪記】北京~内モンゴル(1)


IMG_3012ブロッコリーの花.JPG

2013年12月8日(日)11:35
風戸農園にてブロッコリーの花を撮影
花言葉:「小さな幸せ」

 

少し前の話になりますが、今夏、8月9日(金)から14日(水)にかけて、中国・北京、内モンゴル、上海を訪れました。この度の訪問のなかから、特に印象深かった、9日(金)の北京での思い出と、10日(土)~12日(月)にかけて訪れた内モンゴルでの思い出を、今回の歴訪記でお話したいと思います。

 

(1) 8月9日(金)


9日(金)日本時間の9:10発の飛行機で羽田空港をたち、現地時間の午後12時過ぎに北京空港に到着し、弊所の北京事務所のパラリーガル、何云さんが車で迎えに来てくれました。

<新世界百貨店>

まず、翌10日(土)から訪れる予定の内モンゴルが、この季節は日中30度くらいになり、日差しが強いとのことで、帽子を買った方がよいと勧められ、新世界百貨店に立ち寄りました。男性用の帽子がよいものがなかったので、優しげな印象の女性用の帽子を180元で購入しました。

<世界花卉大鑑園>

当事務所の北京代表処に立ち寄ったあと、現地時間3時半頃に、世界花卉大鑑園(北京市豊台区)を訪れました。

 

IMG_1653カート.JPG

小さな2人乗りカートに乗って、園内を4時半まで周回しました。そこには色とりどりの花が咲いており、いずれも花は日本より鮮やかで華やかな色合いでした。たくさん写真を撮って回りましたが、金曜の午後だったせいか公園にきている中国人はほとんどおらず、本当に稀に見かける程度でした。

page.jpg

(左)矢車草[奥]とコスモス / (右)アンスリューム

 

世界花卉大鑑園でとりわけ印象的だったのは、園内の広場で、新婚の夫婦かあるいは婚約したばかりの男女が2,3組写真を撮っていたことでした。うち1組には専門のカメラマンが付き、もう1組には照明係がついて、色々なポーズをとっていました。

それは、15年前の上海でワタベウェディング縫製工場とお店を見学した際に見せて頂いた、アルバム資料の光景に良く似ていました。文化大革命当時に記念写真を撮れなかった老夫婦が、青春時代に戻った若づくりな出で立ちで20数枚の写真に納まりアルバムになったその姿は、しかし今では全く若いペアになり変わっていました。

 

次に印象に残ったのは、公園の東屋のもとでトランペットを熱心に練習している中年の男性がいたことでした。

私は2002年12月に催して頂いた事務所設立30周年記念のパーティーで、ヤマハ株式会社から高井の名前が刻印されたトランペットを頂きましたが、事務所に置いたままで全く演奏をしたことがありません。しかし公園でトランペットの音色を聴くと、自分でもぜひ吹いてみたくなりました。ただ耳の故障があって、残念ながら今後も自分では演奏できないであろうことに気づき、一抹の寂しさが心をよぎりました。

 

 

(2) 8月10日(土)

翌10日(土)、午前中はいろいろと当事務所に関する執務をこなして、北京空港を発ち、16:45に烏藍浩特(ウランホト)空港に着きました。

※ 本来は14:30に北京空港を発つ便のはずでしたが、いつもながら中国の飛行機は定時性に著しく欠けますから、1時間以上の遅れでした。定時性の競争においては日本航空が世界第1位であり、中国は最下位と言われています。残念ながらその通りでした。

IMG_1671ウランホト空港.JPG

ウランホト空港から出て空を見れば、真っ青な天にも抜けるような見事な晴れ空で、そして緑の美しい町が眼前に広がりました。PM2.5の問題もないし、さらには工場というものがないから、空は光輝いていたのでしょう。PM2.5についてはモンゴルでは関心はほとんどないと言っていいと思います。気温は30度で、日差しは強烈でした。

17:30頃ホテルに着きました。その後、佟广エンさんが迎えに来てくれました。これは、日本とモンゴルの架け橋を目指すPHPの櫛原吉男氏にご紹介頂いた、旧知の木曽路物産株式会社・鹿野正春社長によるお心遣いでした。

 

そして18時半過ぎからしゃぶしゃぶ料理店「大世界肥牛府」で夕食会が開かれました。しゃぶしゃぶ料理の主流は牛と羊と豚のお肉が中心でしたが、豊富な野菜にも心打たれました。

木曽路物産が開発を進めている数々の商品はオーガニックを目指していて、佟さんの同僚である周加信さんは、広東からウランホトに赴いてオーガニックの指導を農家にしているとのことでした。このような動きが中国全体に広がることを期待しつつ、とても美味しくしゃぶしゃぶを頂きました。

食事会では、他にも色々なお話を伺いました。まず、内モンゴルでは漢民族が圧倒的に多く、モンゴル人は30%です。その他には、朝鮮族と満族、そしてオロチョン(鄂倫春)族もいるとのことです。 また、タオール族という民族もいるそうで、オロチョン族とタオール族はモンゴル人の亜流であって、いずれもモンゴル語でコミュニケーションを図っているとのことです。

 

次回は8月11日(日)の内モンゴルでの思い出をお話します。

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