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株式会社良品計画代表取締役会長松井忠三様を囲む会

 

鮒谷周史(有限会社セカンドステージ代表取締役)

 

昨年11月5日、高井伸夫先生の主宰にて、株式会社良品計画代表取締役会長松井忠三様を囲んでの会食会が「芝 とうふ屋うかい」にて開催されました。

 

出席者は、以下の皆様。

 

▼松井忠三 様(株式会社良品計画代表取締役会長)

▼岡俊子 様(株式会社マーバルパートナーズ代表取締役)

▼鈴木麻美子 様(株式会社マグナ代表取締役)

▼手塚栄司 様(株式会社THINKフィットネス代表取締役社長)

▼徳永美佳 様(FINEST株式会社代表取締役)

▼林祥隆 様(株式会社ヒューマックス代表取締役社長)

▼藤田実彦 様(ニューシティ大崎クリニック院長)

▼若山陽一 様(UTホールディングス株式会社代表取締役社長兼CEO)

▼高井伸夫先生(高井・岡芹法律事務所会長弁護士)

▼鮒谷周史(有限会社セカンドステージ代表取締役)

(五十音順)

 

松井会長は業績が悪化した同社の改革を牽引し、V字回復を成し遂げた手腕の持ち主です。その経緯は、著作「無印良品は、仕組みが9割」に詳しく記されていますが、Amazonのカスタマーレビューでも高く評価され、ベストセラーとなっているようです。

 

現在、無印良品は海外進出に力を入れており、1991年、ロンドンに出店したことを嚆矢として、今では日本以外23カ国で展開、海外での売り上げは400億円に及び、全体の売り上げの2割に達した、とのこと。

流通企業としては、ユニクロ、ダイソーと並ぶ企業、と言って良いのではないでしょうか。

 

この成長を牽引されてきたのが松井会長で、2001年に社長になり、7年間、会長を5年間とリーダーシップを発揮してこられました。

 

今後の目標としては3年後(2016年)には国内と海外の店舗数と売上高を同じくらいにしたいと思っているとのこと。必ずや実現されることと思われます。

 

3年程前には、ご趣味の延長として、目黒に「ラッセ」というイタリア料理店をオープン、開店半年後にミシュラン1つ星を獲得し、2012年、2013年と連続して1つ星を獲得する快挙も成し遂げられました。

 

そんな松井さんを囲んでの、それぞれの世界で活躍されている方々との会食会。多くの刺激と示唆に富む会でありました。

 

今回の会食では参加者全員が、自己紹介、ならびに趣味と夢を語り、最後に質疑応答、という流れで和やかに進んでいきました。

 

藤田実彦さんは、日本大学医学部卒業後、肝臓の研究に携わられ、現在はガンに対する免疫細胞療法の普及に力を入れていきたい、とのことでした。

参加者の皆さん、健康についてはやはり強い関心をお持ちのようで、がん治療法についてのいろいろを興味深く聞かせていただきました。

 

林祥隆さんは、慶応大学経済学部を卒業後、第一勧業銀行に入行、UCLAのMBAを経て、家業の株式会社ヒューマックスに戻られ、子会社の飲食関連企業の経営に従事。子会社のワンダーテーブルは都内で50店舗、台湾10、バンコク5、その他海外にも出店、2012年より親会社の代表取締役に。

仕事の夢は、(飲食業における)ホスピタリティの仕組み化。サービスとホスピタリティの違いとして、「サービスは1対多、一方向、To you、ホスピタリティは1対1、双方向、For you」というお話をされたのが印象深かったです。

 

岡俊子さんは一橋大学卒業、ペンシルベニア大学ウォートン・スクールを卒業の後、コンサル会社等を経て、現在、株式会社マーバルパートナーズの代表取締役。M&Aコンサルとアドバイスを融合させたビジネスモデルのアジア展開を目指されているとのこと。

これまで、アドバイザーとして、数多くの大きな案件なども手がけられてきた方です。朝8時から夜10時まで、本業は勿論のこと、大学客員教授、審議会といった社外の活動、さらには社会貢献につながる活動をしている企業や、学生起業への支援をボランティア的におこなっていらっしゃるそうです。

 

鈴木麻美子さんは、大学卒業後、いきなりフリーのアナウンサーとしてキャリアをスタートされ、会社員経験なしで、株式会社マグナを起業。この4月で10期目を迎えられるとのこと。アナウンサーやナレーターの派遣や女性に特化したマーケティング、イベント、プロモーションと企業研修などのサービスを提供されています。

趣味はゴルフで週に一回くらい、多い時は月8回。

その他、NPO法人日本バリアフリー協会が行っている障がい者ミュージシャンのコンテストイベントの組織委員、実行委員を行われたりと、アクティブに活動されていらっしゃいます。

 

徳永美佳さんは、全日空の客室乗務員の後、マナー講師、その後、みずほ証券での秘書を経て、企業や学校のマナー研修や、カラースクールとして、色彩関連のセミナー等を行われているFINEST株式会社を設立、現在、代表取締役を務められています。趣味であり、仕事としてもつづけていらっしゃるのが書道。

参加者の皆さんも人材育成について興味をお持ちの方も多く、活発な質疑応答もありました。

 

手塚栄司さんは、昭和61年、フィットネスジムを創業。その後、ゴールドジムのライセンスを取得し、46店舗展開。その他、フィットネスショップ7店舗。社員800人のリーダーとして、ご活躍中です。

またスポーツ雑誌の出版や、スポーツ関連の展示会を立ち上げたり、といった幅広いビジネス展開をしていらっしゃいます。

好きなことをやっていたら、そのような仕事に恵まれて、使命感を持ってやっているので有り難い、とのことでした。

 

若山陽一さんは23歳で起業。今年で20年目を迎えられます。製造業派遣の会社として初めて会社を上場させ、売り上げ300億、利益14,5億。

さらなる利益体質の起業とするべく、「仕組み」を作り上げる必要を述べられていましたが、近い将来、「成長の壁」を乗り越えていかれるのではないでしょうか。

登山が趣味、とのことでしたが、モンブランに登ったとき、雪山にいるときの圧倒的な恐怖感を感じ、動物的ななにかを呼び覚まされる感覚を覚えた、と言われていたのが印象的でした。

 

それにしても、皆さん、ご本業はもちろんのこと、それ以外の世界においても多芸・多彩・多趣味、かつ広い教養をお持ちで、大きな夢を持たれていることに刺激と感銘を受けました。

 

松井忠三会長、高井伸夫先生、ご一緒させていただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

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