<イッピン>
麻布十番はなぶさ「ひつまぶし」

 

 

20171015ひつまぶし.jpg

 

 

名古屋生まれの私にとって、鰻といえば、まず「ひつまぶし」が頭に浮かぶ。

名古屋に帰郷した際には当然のように食する、いわば私のソウルフードであるが、東京ではひつまぶしというメニューをそもそも目にする機会が少ないので、これまでは殆ど食べたことがなかった。

 

8月末に酷い風邪を引き、精力をつけようと思って、ひつまぶしをインターネットで検索したら、麻布十番にある「はなぶさ」というお店が出てきた。

 

お店のHPによると、このお店では愛知県一色町の矢作川の清流で養殖した鰻を使用しているという。

清流で養殖する鰻、というものを初めて聞いたので、興味を引かれて昼食時に早速食べに向かった。

 

はなぶさは、店構えは小作りだが、お客さんで賑わっていて中々繁盛しているようであった。

 

少し待つと、茶色のお櫃によそわれたひつまぶしが出てきた。

名古屋には、ひつまぶしの名店として知られる蓬莱屋というお店がある。このお店のひつまぶしは濃茶色の木のお櫃によそわれていてるのだが、中のひつまぶしとお櫃の色が合っていて、見た目も美しく、食欲をそそられる。

「はなぶさ」は蓬莱屋と同様、濃茶色の木のお櫃を使用していた。

 

薬味は、わさびとねぎと海苔で、きゅうりと紫蘇漬け、奈良漬け、お茶漬け用のお出汁が添えられていた。

ひつまぶしの定番の食べ方通り、一杯目はそのまま。二杯目はわさびとねぎと海苔で、三杯目は出汁をかけてお茶漬けで頂いた。

肝心の鰻は、硬めに焼き上げられた皮を噛むと、ふわりとした香ばしさが漂った。肉は、弾力と厚みがあり、非常に美味しかった。

 

麻布十番「はなぶさ」のひつまぶしは、東京にいながらも故郷を味わえる料理として、これからも重宝するイッピンとなるだろう。

 

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