2018年2月23日のアーカイブ

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2018年12月30日(土)7:28 芝公園にて山茶花を撮影
花言葉:「困難に打ち克つ、ひたむきさ」

 

 

第2回 対談

 

 

皆様こんにちは。

2度目の登場、株式会社新規開拓の朝倉千恵子です。

 

前回のブログでご紹介させていただいた、

あの衝撃的なコメントをいただいてから2年…

 

(※参考:前回ブログ

/weblog/2018/01/post-323.html

 

2007年8月、雑誌「ザッツ営業」で高井先生と対談をさせていただく機会がありました。

 

高井先生は既にそのときで27冊の著書を出されていました。

弁護士さんの書く本というのは、難しいイメージがありましたが、

高井先生の本はどれを読んでもわかりやすく、私も興味を惹かれる内容ばかり。

 

「本に書いてあることを、直接ライブで伺える!」

 

高井先生から沢山勉強させていただきたい、色んなお話しをお聴きしたいと、

この日を心待ちにして対談に臨みました。

 

(とはいえ、また厳しいお言葉が飛んでくるかなぁ。

今回は、どんなことを言われるかなぁ。と緊張していたのも事実ですが、、、)

 

今日はその対談の日ことを振り返って、

皆さまにお伝えさせていただきたいと思います。

 

高井先生はとても質問上手です。

 

「まさかそんなことを!」と予想もしていなかった質問が飛んできたり、

雑談かのようにサラッと聞かれることが、実は本質を突く重要な情報を得るものだったり、気づいたときには、今の現状のありのままを引き出されてしまっている、

なんていうことも少なくありません。

高井先生の質問には、こちらも一生懸命お話させていただきたい、

という気持ちにさせる不思議な力があるのです。

 

その理由は

真剣な顔と温かみを感じさせる笑顔の使い方が非常にお上手なのです。

 

優しい笑顔・しかしながら眼鏡の内側に時折見せられる鋭い目線…

 

このメリハリがとっても大事であることを

私自身も営業の世界を通して学ばせて頂きました。

 

まさにそれを実践してらっしゃる。

だからこそ、本当の意味で深い話ができるのだと思います。

 

その日、直接対談を取材してくださった方々も、とっても緊張されていたことを

今も鮮明に覚えています。

 

実はこのときの対談で、

印象に残った言葉をメモに書き留めていました。

 

何しろ共感・共鳴出来る事は一杯あります。

その中の一部をご紹介させていただきます。

 

「感動は気配り・・・」

「自分の会社の営業だけをしていては駄目・・・」

「利己・自分だけを考える営業では駄目・・・」

 

「無用の用・・・が重要」

~自分にとっては意味がないが、相手の為になる事をする~

 

「人格を磨く事。多芸 多趣味・・・」

「社会貢献を考える。文化的事業へのかかわりを持つ・・・」

「単線営業ではなく、複線営業をしかけていかなくてはならない・・・」

 

「クロージングの持つ意味」

~決断力、ここでふられても、しかたがない・・・という覚悟。

「勇気があるかないかが、営業マンの決め手!」

ここで言わなくてはならない事を勇気を持って伝える。

「折衝力・営業力がもっとも求められる」

「IT時代は、デジタル能力が大事だった。

これからはアナログ能力・営業力が求められる」

 

「アナログ能力を磨く」

~デジタルに偏ってはいけない。

 

「アナログ営業・・・合意点をみつける努力」

~1点の合意点をみつける、 そしてそれを拡大する。

小さな合意点をみつけてそれを拡大していく営業

 

などなど。

生意気ながら、高井先生のお言葉に私も全く同感でした。

 

今回、当時の高井先生のお話を振り返ってみて、

改めてこの2つのキーワードがとても大切だと感じました。

それは「クロージング」と「アナログ能力」。

 

まず、「クロージング」について。

クロージングが出来ない営業は売れません。

「買って下さい!」を言って初めてお客様から断りの言葉が出てきます。

相手の本音が口からこぼれるのです。

 

お客様から断られたら、

そのまま落ち込んで引き下がってしまう営業マンは少なくありません。

しかし、営業の仕事の真骨頂は、クロージングの先、お客様に断られてからがスタートだと言っても過言ではありません。

 

断り文句・反論は買い信号・・・

お客様の反論に恐れる必要は全くありません。

そこからいかに相手を怒らせず、切り返していくのかが営業の技術。

 

実はこの技術は営業職にだけ通用するものではありません。

自分も傷つかず、相手も怒らせない・・・

そんなコミュニケーションスキルをマスターすることで、

敵を作りにくくなり、対人関係が非常に良好になります。

 

私は営業という仕事を通して、

人間関係を良好に維持継続する秘訣を学びました。

結果として、物凄く貴重な出会いをたくさん得ることができました。

 

人生そのものが、

「自分を売る!」という点では営業だと言えますね。

 

そしてもう1つのキーワード

「アナログ能力」について。

 

高井先生の教えというのは、今も昔もとてもアナログ的な要素が強いと思います。

 

この対談は今から11年前。

IT時代は、デジタル能力が大事だった。これからはアナログ能力・営業力が求められる―

 

2018年になった今、AIとの共存時代がやってくるとしきりに言われています。

 

11年前に高井先生がおっしゃっていたことが、

今の時代だからこそ、大いに共感できます。

 

「人」を大事に、「心」を大事に、「出逢い」を大事に。

この部分だけはAIが担うことができない(と、私は思っています)。

 

高井先生はずっと、不変的なことを教えてくださっています。

時代がどんなに変化しようとも変えてはならない大切な事がありますね。

 

株式会社新規開拓
代表取締役社長 朝倉千恵子

 

次回に続く…

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