高井伸夫の社長フォーラム100講座記念~1講1話・語録100選~

【第3回】社長の最大の仕事は「方向性を示す」こと(1993年7月22日)

 

 哲学者ニーチェが語った様々な原理原則の中で、私の記憶に残っているのはたった1つ。「偉大とは方向性を指示することなり」。日本の政治家も経済人も方向性が示せないわけだ。だから偉大な政治家も経済人もいない。

 経営者の最大かつ重要な仕事は、ビジョン・方向性を明示することだ。

 今はことさらに経営力が問われる時代になった。このとき重要なことは明確な方向性を打ち出すことである。ビジョンを提示しないといけない。ビジョンとは「お金の落ちているところ」を指し示すことである。

 経営者自身が、絶えず新商品、新事業、新拠点づくりに関心を持ちつづけ、絶えざるチャレンジ精神をもって取り組むこと。拡大拡張を意識しないといけない。今の委縮経営の中でこそ、自社がどのような方向に進むのかをきちっと語らなければならない。ビジョンを明確にし、方向性を明示する企業が伸びていく。

 2番目に大事なことは、頭で考えるだけでなく、明文化すること。これが非常に大切だ。

 3番目には、方向性を明示するだけでなく、迅速にこれを実現しなければならない。変化とスピードの時代には、実現していくことにこそ価値がある。

 課題は「お金の落ちているところ」を発見できる嗅覚があるかどうかにかかる。市場の発見、商品の創造、人材の見定めができる経営者が勝ち残る。

 

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