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2017年5月23日「ハウステンボス訪問記」

 

高井・岡芹法律事務所 弁護士 村田浩一

 

2017年5月23日、ハウステンボス株式会社代表取締役社長 澤田秀雄様に、弊所会長弁護士高井伸夫とともに、テーマパーク ハウステンボス(長崎県佐世保市)にご招待いただきました。

 

5月中旬~下旬は、種類にして2000種以上、本数にして120万本以上というバラが満開になり、最も良い時期とのことでした。

 

[一面の色とりどりのバラ]

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[夜は約7万個のLEDが点灯する白い観覧車]

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また、ハウステンボスというと、冬のイルミネーションのイメージを持っていましたが、春はチューリップ、100万本のバラ祭、あじさい祭(日本最多1100品種)、夏はゆり祭(日本最多300品種)、胡蝶蘭と、多くの見どころがあるそうです。

 

見どころの多さや品種の多さも驚きです。

 

社長澤田様のご著書の中でも「100万本のバラ祭」について、

「100万本というと本数は国内最大規模になる。具体的な本数をアピールすること、そしてそれが、わかりやすく言えば日本一とか東洋一、できることなら世界一であることがとても大切だ。それならお客様も、わざわざハウステンボスまで行ってみようか、という気持ちになってくれる。」(『運をつかむ技術』〔小学館、2012年〕92ページ)

と述べられており、一番になる重要性や数字のインパクトを感じます。

 

パーク内をご案内いただいた後、自然レストランAURA(オーラ)で昼食をご馳走になりました。

 

[地元の野菜などを使った健康食バイキング]

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最後にロボットが運営をしている「変なホテル」も案内していただきました。

ハウステンボスでは2015年7月に第一期72室、2016年3月に第二期72室が開業し、2017年3月には千葉県浦安市にも100室が開業、さらに、ラグーナテンボス(愛知県蒲郡市)でも2017年8月1日にオープンする予定とのことです。

 

変なホテルの「変」はstrangeの意味なのかと思っていましたが、「変わり続けることを約束するホテル」(change)という意味とのことです。

 

同ホテルの館内にはギネスブックの認定証や特許書もあります。

記録はいつか抜かれるものが多いですが、変なホテルの記録は「世界初の、ロボットが働くホテル」という記録で、抜かれない記録です。

 

[ギネスブックの認定証]

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2時間でハウステンボスを案内していただくという、ハードなスケジュールでしたが、80歳になってこのスケジュールをこなす高井弁護士はおそろしいなと思いました。

 

ご招待くださった社長澤田秀雄様、このような強行なスケジュールにもかかわらず丁寧にご案内してくださった柚木達矢様、スタッフの皆様、ありがとうございました。

 以上

 

高井伸夫「来年ラグーナテンボスを訪問させていただく予定です。現在、同行者を募集しておりますので、興味のある方はご連絡下さい!」

 

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2017年1月7日(土)8:48 港区六本木5にて梅を撮影
花言葉:「高潔、忠実、忍耐」

 

 

平成28年9月22日から同月24日まで、私と弊所亀梨伸夫参与、山下靖典氏の3名で北京を訪れました。訪問の際の出来事を山下氏にまとめていただきましたので、今回はその旅行記を掲載致します。

 

平成28年9月22日~24日「北京訪問記」

 

2016年9月22日から24日までの二泊三日で北京を訪問された高井・岡芹法律事務所の会長の高井伸夫先生(弁護士)に同行した。山下は北京に一人残り28日の帰国となった。この間、久々の北京とあって友人たちと会うためであった。

22日午前、日航機で羽田を出発した。同行は山下と同法律事務所参与の亀梨伸夫さん。合計3人のツアーである。

山下はこれまで高井先生のお供をして二度海外に出かけている。最初は北朝鮮、二度目は中国の東北地区の延辺朝鮮族自治州であった。今回も含めいずれも北東アジア地域である。

ほぼ満席の飛行機はそれこそ一眠りする間もなく、北京首都空港に到着。

空港では高井先生と大変懇意な律師(弁護士)の王建寧先生がドライバー付きの自動車共々出迎えて下さっていた。

旅行前に来日された王先生に山下は高井先生のご紹介でお会いしたが、日本語が大変お上手なのに感心した。王先生が滞在中色々ご案内くださるとあって誠にこころ強い限りであった。

到着後の最初の日程は、横井裕駐中国大使への表敬である。この春大使が北京に赴任される際高井先生と山下は祝意を表させていただくため外務省にお伺いしている。その際、高井先生は「北京に行ったら必ず大使館を訪問します」と約束されており、それを果たすという意味合いもあった。

日本大使館の警備は、当然のことながら大変厳重である。旅券、携帯電話、カメラは受付で預け、帰りに受け取るという仕組みである。

横井大使は昭和54年外務省入省、中国課長、上海総領事、北京の大使館公使など対中国外交の枢要ポストを務めたいわゆるチャイナスクールだ。無論中国語研修組なので中国語は相当な力量と承っている。

大使表敬の後は、高井・岡芹事務所の北京事務所を訪問した。中心部の高層ビルの中にある。事務所が北京に進出したのは2006年10月、今年は進出10周年の節目の年である。事務所では、所長の五十嵐充弁護士、上級顧問の包香玉さん、秘書の何雲さんが出迎えてくださった。

五十嵐さんは慶応大学法学部卒。山下は同学部での先輩にあたるが、法律はさっぱりダメで、出来の悪い先輩で申し訳ない気がするほどである。包さんは内モンゴル出身で、京都大学に留学した経歴の持ち主。包さん、何さんともに日本語はとても上手だ。

事務所は主に中国に進出した日本企業から、労務問題などについての相談に乗ったり、関係する役所と交渉したりするのが主な業務だ。

夕食は市内のレストランで、みんなで頂いた。

その後、車で約一時間ほど離れた所にあるリゾートホテルに宿泊した。

翌朝朝食をホテルのレストランでいただいた後、このリゾート施設の社長、甘蓮舫さんに施設を見学させていただき、概要を説明していただいた。

実は甘社長は、王弁護士の親戚にあたられる方だという。

ホテルの最上階のバルコニーから見える土地はすべてこのリゾートのものだそうである。それほど広大な敷地に、ホテル、老人ホーム、スパ、プール、ゴルフ場、スキー場、大学、分譲別荘などが立ち並んでいる。ちなみに別荘は二階建てが多かったが、一軒あたり400-500平方メートルの広さだという。

敷地が、無論、上から全てが見えるわけではない。とにかく広い。経営上の問題は習近平政権の反腐敗運動による規律引き締めで役所、企業の接待が激減、利用者数が落ち込んでいることだという社長の話である。

その対策の一つとして、日本からのツアー客を呼び込むアイデアも高井先生から提案された。

蓮舫というのは民進党の代表と同じ名前、それを話題にさせて頂いていかなる意味かと質問したが、よくわからないとのお答えであった。甘社長は元々はビリヤード台のメーカーの社長だった。ブランド名を「星牌」といい、世界的なビリヤードの選手権大会でも使用されるほどの名品だったという。

それが成功し、次には不動産事業でも当てて、このリゾートの開発に取り組んでいるとのことである。

北京2日目は、関係先の企業の団体回り。顧問先に挨拶すると共に、最近の状況を掴んでおくことも重要だ。

ランチは日本航空のご招待にあずかった。日本の経済団体の訪中ミッションの一員として北京滞在中の大西賢会長もご多忙の中加わって頂いた。

大西会長は東大工学部卒業のエンジニアで、元々は整備畑だが、お話しは分かりやすく面白い。

筆者が「ジャンボ機の整備マニュアルを全部覚えこむのは大変ですね」と素人質問をしたところ、返って来たのは、「いえ、あれを全部覚えようとしてはいけないのです。うろ覚えでやると間違ったりしたら大変なことになるかもしれない。問題、疑問が出てきたらその都度該当のページを開いてきちんと読んで、確認、理解することが大切です」とのことであった。なるほど、うーんと唸らされる思いである。膨大な整備マニュアルを全て暗記できるはずもないし、中途半端な記憶こそ危険である―という考えは全ての安全工学に通じそうにも聞こえた。

この日の夕食は有名な全聚徳の北京ダックを頂いた。

肉、皮、薬味共に山盛り。また、北京ダックの骨からとったスープがコクがあるさっぱりして美味しい。

二日間高井先生、亀梨参与と行動を共にさせて頂いたが、感心したのは高井先生の訪問先へのお土産の心配りであった。

あらかじめ日本で相手先を想定して仕入れたお土産は大きなトランクにまるまる一杯となった。相当な重さだと思われるが、運び役の亀梨さんは軽々と運んで行く。それもそのはず、亀梨さんは栃木県黒磯高校~城西大学の野球部で名選手だった方。体格も大柄で、筋肉質である。黒磯高校は同県の野球の名門校である。

お土産は訪問先の代表者のみならず、その夫人、家族といった人にもわたるように、きめ細かく組み立てられている。お土産の中身も相手の好みなどを考慮されている。極めて行き届いた配慮がなされているのには感心した。

24日朝、高井先生、亀梨参与は午前の日航機で帰国。

山下は一人北京に残り、28日までの日程を友人との面談、食事などで楽しみ28日午後日航機で帰国した。

 

山下靖典様記

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