IMG_4367.JPG

2014年8月24日(日)7:10 東京都千代田区永田町付近にて
線香花火(フットボールリリー)を撮影
花言葉「清らかなこころ」 

 

 

 

縁の連鎖

 

 

高井先生のブログ『無用の用』に掲載される当コラムを執筆して早1年になろうとしている。

その間、高井先生をはじめ、高井先生の周辺でおこったことを題材にいろいろ述べさせてもらった。その中でも、事あるごとに「出会い」と「縁」に関して様々な角度から執筆させてもらった。これも、高井先生が常日頃から「縁の大切さ」「出会いの重要さ」を説いてくださったからか、それが私の中に強く焼き付いてしまったようである。

 

人生は「出会い」と「縁」で紡がれるといっても過言ではない。事実、このコラムを私が執筆するようになったのも、高井先生との縁からである。高井先生との出会いを振り返ってみると…昨年の春、大阪にいる仲のよい友人のB氏から『誰か力のある弁護士を知らないか。知っていたら紹介して』との相談を受けた。B氏は関西で数百億円の事業をしていたがバブル崩壊後、銀行に資産を差し押さえられた経緯から、その法的解決を有能な弁護士先生にお願いしたいと思っていたのである。もちろん、すでに大阪で他の弁護士先生に依頼はしていたのだが、どうも埒があがらないじれったさに、私に連絡してきたようであった。B氏から相談された私は早速、親友のF氏に連絡して『いい弁護士を知らないか。友人が困っている』と、B氏の依頼内容と経緯を説明した。すると、F氏が『日本一のすごい弁護士先生がいるから話してみる』と言って、「高井伸夫先生」のことを教えてくれた。さっそく、インターネットで「高井伸夫」を検索してみたところ、法曹界で半世紀にわたって活躍してきた実績と存在感をして、並みの弁護士ではないことがすぐにわかった。とくに、人事・労務に関しては第一人者であった。

 

大阪のB氏に連絡して『すごい先生を紹介できる』と伝え、高井先生の名前を伝えた。

2週間後、高井先生との面談となった。B氏とF氏と私が九段下にある高井先生の事務所を訪問した。会議室で高井先生を待っている間、日本でも有数の弁護士先生にお会いする緊張感から、再度、姿勢を整えた。ところが…ところが、である。入ってきた高井先生は、三色か四色の柄の靴下にポロシャツ、白髪混じりの髪はぼさぼさ、極めつけは、踵のないスリッパのような靴であった。先生との初対面での印象に、内心、言葉は悪いが「はあ?」となった。関西流で言えば、吉本の芸人あたりが意外な顛末に「ガクン」となるあれである。だが、人懐こい笑顔ときさくな雰囲気で名刺を渡してくれる高井先生の素朴な姿に、服装や外見を気にする「小ささ」を超越した人間的大きさ、のようなものが感じられた。人間にとって最も大切なものが何であるか知っている方たちは、外見の服装や体裁など、そんなことはどうでもいいように思えてしまうものであり、先生もそうした方の一人かもしれないと、自分なりの解釈にて新たな印象を刻んだ。

さっそく、当日の用件であるB氏の経緯説明に入った。F氏と高井先生は二十数年来の親しい間柄だったので場の空気は“弁護士事務所に渦巻く堅苦しさ”などは微塵もなく和気あいあいの雰囲気…いや、F氏と先生が親しいからではなく、高井先生の気さくな個性がそのような雰囲気を排除してしまったのかもしれない。

 

B氏から事件の経緯を聞いた高井先生は、得意としている人事・労務分野でないことからか、親しくされているM.H弁護士に連絡された。M先生も、経済分野に精通している法曹界における重鎮であった。M先生を待っている間、高井先生・B氏・F氏、そして私と4人で雑談めいた世間話をしたのだが、この時に行き交った会話をして、高井先生の人間的な個性、人となりが再度、私の中に刻まれると同時に、弁護士という枠からはみ出した高井先生の強力な個性は、先生とお会いされた方たちをして、一度お会いしたら忘れられない印象を焼き付かせているのだろうとも思った。“赤ひげ先生”は医者だが、“法曹界の赤ひげ先生”がぴったりのような気がした。

夕方7時すぎ、M先生が到着された。さっそく、M先生はB氏の事件について要点をまとめつつ、今後の対応と戦略を話し合われた。後日、B氏の依頼事件は見事に解決、さすがと思った。

 

友人のB氏、そしてF氏との縁の延長にて高井先生と知り合い、それがきっかけで先生と私の出会いが始まり、そして、このコラムを執筆させてもらう縁に発展した。縁の不思議な連鎖図式を考えながら、もし20数年前にB氏と知り合わなかったら高井先生との縁もなかったはず、そこにまたF氏との出会いがなければこのような展開にはなっていなかっただろう。なにより、B氏と出会ったのも、B氏を紹介してくれたM氏がいたからである。そのM 氏との出会いは、M氏の友人であるH氏と私が飛行機で座席が隣り合わせになった「縁」からである。

飛行機で隣り合わせになった縁が高井先生にまで繋がる妙、そればかりか、高井先生と交わったことでいろんな方との新たな出会い、縁が生じた。

こうしてみると、人生はまさに「出会いと縁」が連鎖して様々な人間関係を紡がれていく。それだけに、たとえ小さな、取るに足りないような出会いでも、それは将来における「大きな糧」に繋がる種とおもって大切にしなければならない。それこそ、高井先生がいつも言われるように「袖すりあうのも多生の縁」なのである。

 

IMG_4333.JPG

2014年8月2日(土)6:43 東京都目黒区青葉台一丁目付近にて
ひまわりを撮影
花言葉「あこがれ」

 

④シンクロ

シンクロとは、英語の synchronize「同期する、タイミングをあわせる、同時に起こる」 に由来する言葉である。

医者が患者の病気を治すには、患者と医者が一体となるシンクロ状態にならなければならないと言われているが、それは弁護士とお客様の関係においても同様である。

弁護士とお客様とがシンクロ状態となるような良好な関係を築けていない場合、法的問題の解決にあたっては欠かすことができないが、お客様にとってはできれば口にしたくはない不利な情報を弁護士が聞き出すことができないのである。そのため、お客様の望むかたちでの問題の解決ができなくなる等の様々な弊害が起こりうる。弁護士とお客様とがシンクロし、手を携え、最良の解決をともに目指すためには、弁護士はお客様との間にあたたかい信頼関係を醸成するように努めなければならないだろう。

 

信頼関係を醸成するには、お客様も弁護士に感謝する人でないといけない。感謝するとは、「やってくれて当たり前」ではなく、「お願いします」という態度を示すことである。弁護士はお客様のために尽力するが、お客様が「サポートを依頼する」という態度で協力してもらえなければベストは尽くせない。

何故なら、そもそも弁護士とお客様の関係は、法律の知識・経験があるかないかに基づいているからだ。お客様は法律を知らないからこそ、弁護士に依頼する。法律に関しては、「教えを請う」という立場なのだ。それなのに己を過信し「感謝」という発想がない場合、無知であるにも関わらず法律に関することを弁護士に相談せずにあれこれと勝手に判断することになりかねない。そうなれば裁判で不利になる可能性があるのはもちろんのこと、そもそも法律の知識をサポートして欲しいから弁護士に依頼しているにもかかわらず、弁護士は役目を果たせないこととなる。

 

逆の立場でも同様のことが言える。弁護士が依頼者をバカにするなど言語道断である。これでは弁護士として果たすべき役目を理解していないため、お客様との信頼関係など築けるはずがない。弁護士がベストを尽くすためには、お互いの信頼関係が必要であり、信頼関係の構築は相手を信頼して尊重することから始まる。だからこそ、弁護士もお客様を尊重し、お客様も弁護士に感謝する人であることが必要となる。当然のことながら、自分自身が弁護士としてお客様から感謝されるに値する人物でなければならないことは言うまでもない。

以上

 

 

 

 

 

IMG_4265.JPG

2014年7月13日(日)東京都港区芝公園にてナデシコを撮影
花言葉:「器用」「才能」

 

 

 

 

今回も、5月30日付記事より連載しております、私がお世話になっている長生堂 院長 齊藤治道先生によるエッセイ「自然治癒力を生かす『重心七軸調整法』」をご紹介いたします。

 


齊藤 治道  略歴

1954年 宮城県生まれ。23歳から治療の道に入る。
長生学園で長生医学(整体療法)を学び、関東鍼灸専門学校で鍼灸治療を学ぶ。
厚生労働大臣認定(鍼師、灸師、指圧マッサージ師)の免許にて開業。これまで述べ15万人あまりの相談者を施術。
各種整体、カイロプラクティックやOリングテストをはじめ鍼灸等東洋医学の研究、研鑽の結果「重心七軸調整法」の治療体系を編み出す。
長生堂(東京オフィス、仙台オフィス)院長
健体康心の集い(自己整体法である導引法を指導)主宰
著書 「図説導引法」(非売品)
日本長生医学会会員。日本バイデジタルOリングテスト医学会会員。少林寺拳法五段。

 

8 重心七軸の部位とその特性の概略

 

①上部頸椎(第1、第2頸椎)

上部頸椎は頭(脳)と身体の橋渡しとして重要な役割を担っている。

この部位は全身へのエネルギー伝達のメインスイッチとしてもっとも重要で、「脳から全身への出口」であり「全身から脳への入り口」でもある。

第一頸椎と第二頸椎は特殊な関節(環軸関節)を構成し、後頭環軸間には唯一椎間板は存在しない(椎間板という軟骨は第2頸椎以下、第5腰椎に至るまで23個すべてに存在する)。又、この部位は脳幹に最も近いため、ここに変位(ズレ)があると頭部をはじめ、全身に悪い影響を与えてしまう。

頭の重さは日本人では平均約6kgで、これを支える第一頸椎の受け皿は小指の爪ほどの面積しかないのである。ここに重要なキーポイントが隠されている。

近年、パソコンや携帯電話の影響で、ストレートネックの患者が増えてきている。

これに比例して第一頸椎の前後バランスの異常者も増えてきていることから、パソコン社会が生み出す新たな現代病が懸念される。

 

※第一頸椎の変位形態は左6種、右6種で計12種類。

※第二頸椎は軸椎とも言い、頭の回旋にかかわる。

変位形態は左2種、右2種で計4種類。

 

②顎関節

食べること、話すことは生活の基本である。顎の狂いはたいへん複雑で、単純に筋肉の機能的異常から、関節円板(軟骨)の器質的異常まで、更に進んで関節変形等、様々な様相を呈する。

軽度なものは重心七軸調整法で簡単に片付くが、重度なものは、「有能な歯科医」との連携が必要不可欠となる。この部位の異常は上部頸椎(第一、第二頸椎)に連鎖して全身症状を現す為、一般の歯科では理解されにくく、対応してくれないことが多い。又、分断医療の関係者はこれに全く気付かない為、対処できないのが現状である。下手な歯科医療によって、顎機能を悪くしているケースもあるのでご注意願いたい。

 

③骨盤

座っている時は骨盤(坐骨)で上体を支えているので、骨盤が背骨の土台であることはすぐに理解できる。

座っている時の片寄った重心グセ等によって、坐骨の耐久(支持)力が低下すると、その連鎖は仙腸関節をはじめ、腰から上行性に連鎖、あるいは股関節に影響を与えて下行性に連鎖する。

仙骨は頭がい骨に関連したり、下肢や骨盤内臓のエネルギーシステムに関与する重要な部位である。

 

④股関節

股関節周辺の筋力は骨盤底筋や脚力に関連し、胴体と下肢を結ぶ役割を担っている。この部位の筋力が低下すると、骨盤が変位(ズレ)し易くなったり、股関節に痛みが出て歩きにくくなったりするため、股関節の動きをチェックして筋力の低下やアンバランスを予防しなければならない。太極拳の動きは、脚、股、腰の連動をマスターするには理想的である。

 

⑤足関節

立って歩くときには主に足でバランスを取りながら、全身を支えている。

足関節周辺には、手首周辺と類似した全身に影響を与えるシステムがあり、大変重要である。この部位は内臓をはじめ、全身のエネルギーシステムのリセット(回復)に欠かせない部位(スイッチ)である。

靴などの履物が悪くて全身を狂わすこともあるので、適合する靴の選び方は重要であるが、ファッション性が優先される現代においてはなかなか難しい問題である。中敷きのケアがしっかりできる靴屋さんを見つけることが重要である。

 

⑥手関節

近年、パソコンの使いすぎから頸椎ヘルニアや腱鞘炎を起こす人もいる。

太古のなごりで人は四つ足歩行の機能も原始感覚として残っている。手首の狂いは特に上半身に強く影響するが、この部位は内臓のエネルギーシステムのリセット(回復)には欠かせない部位である。

 

⑦肩関節

肩の関節は肩甲骨、鎖骨、上腕骨で構成され、三角筋がしっかり守っている。

僧帽筋や広背筋をはじめ肩関節にかかわる諸筋は、後頭部から骨盤に至るまで関連が及び、④の股関節同様、全身に影響を与えている。姿勢が悪くなると背中も丸くなり、肩が前方に巻いてきて呼吸が浅くなり、脳が酸欠し易くなる。

 

 

(長生堂 院長 齊藤治道先生)

 

次回は、姿勢についてお話いただきます。

 

 

IMG_4285.JPG

2014年7月13日(日)東京都港区芝公園にてシモツケを撮影
花言葉: 整然とした愛

 

 

 

 

②元気、覇気、活気

次に、円滑なコミュニケーションには、弁護士が「元気」であり、「覇気」があり、「活気」があることが要求される。

 

元気とは、自分自身が健康で、自分の「気」を周囲に及ぼしていることであると思う。「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」という言葉があるとおり、健康な人が周囲に与えるイメージはとても爽やかである。

なお、「健康」「健全」「健やか」の「健」という字は、人間が心身ともに健やかな状態にある姿が語源となっているそうだ。「廴」は人が足を投げ出してくつろいでいる姿であり、気持ちがとても伸びやかであることを表しており、「聿」は手に筆をもった様子で、背筋がぴんとして姿勢のよい状態を意味しているそうだ。自分がお客様の立場だったら、どんよりと縮こまったような姿勢の弁護士より、ぴんと背筋を伸ばした弁護士に信頼感をもつのは当然ではないか。お客様からの信頼感が、弁護士のコミュニケーションの潤滑油になることは言うまでもない。

 

また、「覇気」、「活気」とは、弁護士一人だけでなく、事務所全体に元気があるという意味である。「覇気」、「活気」があるためには、事務所全体の目標が「良心」・「本心」に基づいたものであることが第一の前提になると思う。営利ばかりを求めるのではなく、お客様の立場になって、弁護士法第1条にある「基本的人権を擁護し、社会正義を実現する」という究極の目標のもと、その実現に向けて真摯に努力しつづけることが求められる。弁護士や秘書、所員一同が一丸となって、各人が正しく目標を設定し、真摯に仕事に取り組むことが、事務所に「覇気」、「活気」をもたらすのである。

 

③感情移入

お客様へ感情移入することも弁護士にとって大切なことだ。簡単に言えば、「分かった、分かった」と相手に伝えることである。詳しく言うと、お客様の分からないこと、困っていること、悩んでることを的確に理解し、そのことについて「分かった、分かった」、即ち理解したと伝えることである。

しかし、お客様の言ってることが分からない場合、あるいは、同意出来ない場合も多々あるだろう。そのときにこそ、感情移入によって相手を説得出来る。自分の感じ方、思い方、考え方を正しく相手に伝え、相手を納得させることこそが感情移入なのである。

 

 

IMG_4292.JPG

2014年7月16日(水)10:00 東京都芝公園にて
るりまつり(瑠璃茉莉)を撮影
花言葉:「ひそかな情熱」

 

 

今回も、5月30日付記事より連載しております、私がお世話になっている長生堂 院長 齊藤治道先生によるエッセイ「自然治癒力を生かす『重心七軸調整法』」をご紹介いたします。

 


齊藤 治道  略歴

1954年 宮城県生まれ。23歳から治療の道に入る。
長生学園で長生医学(整体療法)を学び、関東鍼灸専門学校で鍼灸治療を学ぶ。
厚生労働大臣認定(鍼師、灸師、指圧マッサージ師)の免許にて開業。これまで述べ15万人あまりの相談者を施術。
各種整体、カイロプラクティックやOリングテストをはじめ鍼灸等東洋医学の研究、研鑽の結果「重心七軸調整法」の治療体系を編み出す。
長生堂(東京オフィス、仙台オフィス)院長
健体康心の集い(自己整体法である導引法を指導)主宰
著書 「図説導引法」(非売品)
日本長生医学会会員。日本バイデジタルOリングテスト医学会会員。少林寺拳法五段。

 

 

7-1 体の中心軸「背骨」と重力

 

◎人間の生活は「重力に支配」されています。

背骨は脳(発電所)から続く脊髄(送電線)を収納し、身体を支えている大黒柱です。建物と同じように柱をまっすぐ建てる為には、それを支える「土台(基礎)」がとても重要です。

 

◎七つの土台と脊柱

建物は地震や地盤沈下で土台が狂うと、その上の柱が曲がり二階の扉が開かなくなったりします。

背骨の歪み(ズレ)が病気の原因になり易い事は近年よく知られるようになってきました。しかし背骨の変位(結果)にだけ視点がいき、変位の原因(出発点)がどこにあるのか?まで遡らなければ本当の解決にはなりません。私の30年以上にわたる研究結果によると人体には背骨を支える為に「7か所」の調整可能な土台(重心軸)があることが分かっています。この7か所の部位は互いに関連しあい、「背骨のバランス」に強い影響を与える場所として私は大変重要視している。

この7か所の重心軸とは①上部(第1、第2)頸椎、をはじめ、②顎関節③骨盤④足関節⑤股関節⑥手関節⑦肩関節である。

これら「七つの土台」のいずれかにアンバランスが生じると、重力の関係上その狂い(歪み)の連鎖が、「手、足」の場合は上行性に、「顎関節や上部頸椎」の場合は、下行性に連鎖連動しながら身体各所の「活動エネルギー」を低下させ、複雑な症状となって全身に現れていきます。したがって「痛みや辛さ」のある部位が本当の原因ではない事が多いのです。

 

7-2 体構造の歪みの連鎖

前述したように人間の身体は動く構築物で、特に身体の土台的役割の高い部分(七つの重心軸)に故障や歪みが起こると、それを補う為に全身にその歪みが波及していく。

身体の運動系は、大脳をはじめとする中枢神経系を介して連鎖連動する仕組みになっており、身体の一部をある目的に向かって動かすと、全体が補正協力的に動くようになっている。

例えば、足首を捻挫すると反対側の膝や腰に負担が及び、今度はその連鎖部位にも痛み等の故障が生じてくる。また適合しない靴を履いても、身体のどこかに故障が起きてくるが、そのことに気づいている人はほとんどいない。医師は痛いという結果的な部位しか診てくれないので、原因解決には至らないことが多いと思われる。

 

7-3 重心七軸調整法は究極の自然療法

「重心七軸調整法」は上部頸椎をはじめ、背骨や全身の筋肉、骨格系のバランスを決めている「七つの重心軸」を無理なく手によって正しい位置に調整することにより、身体の中心である背骨の流れを整えます。

その結果、全身を活動させている脳からの生命エネルギーが、100%で身体の隅々まで伝達され、人体に備わっている自然治癒力を最大限に引き出す為の「究極の自然療法」といえるのである。

先天的知能は生まれながらに内在する叡知である。その働きの一つである自然治癒(良能)力=生命エネルギーが充分に伝達された身体は、細菌やウイルスに対する抵抗力も強く、病気や傷の治りが良いばかりでなく、ストレスや環境に対する適応力も高くなり、まさに心身共に健全な状態といえるのです。

 

7-4 自然との共存共栄の為に、教育された頭脳(都合)の一人歩きは危険

我々人間は万物の霊長といわれていますが、現代の世相はどうでしょうか?

原発問題、環境問題しかり、大自然から与えられた生命の内なる仕組みにブレーキをかけていませんか?経済的理由優先で自然環境を破壊したり、化学物質や薬の副作用によって体内の自然(健康)を狂わせたりしている人をよく見かけます。

人間の持つ都合とは、目先にとらわれた自我(我執偏見)で形成されている為、表面的な見方が優先してしまい健康の本質から遠ざかってきています。

かのゲーテはこう言っています。「人は自然から遠ざかれば遠ざかるほど病に近づく」と。的を得た真理といえよう。

 

(長生堂 院長 齊藤治道先生)

 

次回は、重心七軸の部位とその特性の概略をお話いただきます。

 

IMG_4244.JPG

2014年7月6日(日)7:25 東京都港区芝公園にてユリを撮影
花言葉:「威厳」「純潔」等 

 

 

4月25日の投稿後、都合によりしばらくの間お休みさせていただいた「弁護士の営業」ブログですが、今回から少しずつ再開させていただこうと思っています。

皆様のご感想・ご意見お待ちしておりますので、どうぞ宜しくお願いします。

 

 

弁護士という職業はお客様があって初めて成り立つものである。そのため、弁護士には、お客様とのコミュニケーション能力、人間関係を円滑に構築できる力が要求される。コミュニケーション能力が高ければ高いほど、弁護士はお客様が困っていることや分からないこと、気掛かりなことを上手に引き出すことができるし、それが問題の本質を把握することにも繋がるのである。

 

①挨拶

まず、お客様との人間関係を円滑に構築するために大切なこととして「挨拶」がある。

挨拶は、人間関係の基本である。中国古典『礼記』には、「挨拶はお酒を造る麹(こうじ)のようなもの」という記述がある。醸造に麹が不可欠であるように、挨拶は人間関係の構築に欠かすことのできないものなのだ。

挨拶の漢字の由来をひも解いてみると、「挨」は「聞く」「押す」、「拶」には「押し返す」「引き出す」という意味があるそうだ。つまり、「心を開いて、相手のよい部分を引き出す」ということが挨拶の本来の役目なのである。挨拶は、人間関係の入口であり、第一関門であると心得る必要がある。

 

近ごろは、この挨拶が出来ない人が増えてきていると聞く。しかし、挨拶がまともに出来ない弁護士が対応していては、お客様は不快に思い、その弁護士に不信感を抱くに違いない。挨拶とは、先にも述べた通り「心を開いて、相手のよい部分を引き出す」ものであるから、「挨拶は先にすることをもってよしとする」ということに気づかなくてはならない。

弁護士がお客様に対して挨拶を先に行えば、お客様は心を開いてくれるだろう。お客様が弁護士に対して心を開けば、お客様にとって都合の悪い事情やお客様の本音を引き出すことができるようになる。

 

次に大切なのは、「握手」である。握手とは、人間が二足歩行するようになり「手」が自由に使えることから始まったとされる。人間がまだ四肢で歩いていた頃、まぶしい太陽に照らされてびっくりして前足を地上から少し離したことから人間の「手」が始まると考えられるが、手を使って握手をするということは、お互いが人間同士だと確認する“手続き”だと言える。

 

加えて、握手によって相手に体温が伝わることで、相手が安堵する効果もある。例えば、握手をしながら選挙活動をする政治家に、なんとなく親しみを感じることがあるだろう。これは、弁護士にとっても大切なことだ。時折相手と握手をすることで、相手を安堵させることができる。さらに、お互いの目を見てしっかり確かめ合うことができれば、より強固な意思疎通をはかることができるであろう。まさに、触れあいが大事である。挨拶をする、次に目線を交わす、さらには納得・共感させるというように、コミュニケーションの段階を高めていくことで、信頼度が深まっていくのである。

 

 

IMG_4243.JPG

2014年7月6日(木)7:25 東京都港区芝公園にてエリカを撮影
花言葉:「孤独」

 

 

今回も、5月30日付記事より連載しております、私がお世話になっている長生堂 院長 齊藤治道先生によるエッセイ「自然治癒力を生かす『重心七軸調整法』」をご紹介いたします。

 


齊藤 治道  略歴

1954年 宮城県生まれ。23歳から治療の道に入る。
長生学園で長生医学(整体療法)を学び、関東鍼灸専門学校で鍼灸治療を学ぶ。
厚生労働大臣認定(鍼師、灸師、指圧マッサージ師)の免許にて開業。これまで述べ15万人あまりの相談者を施術。
各種整体、カイロプラクティックやOリングテストをはじめ鍼灸等東洋医学の研究、研鑽の結果「重心七軸調整法」の治療体系を編み出す。
長生堂(東京オフィス、仙台オフィス)院長
健体康心の集い(自己整体法である導引法を指導)主宰
著書 「図説導引法」(非売品)
日本長生医学会会員。日本バイデジタルOリングテスト医学会会員。少林寺拳法五段。

 

 

6-1 Oリングテストについて

 

正式には、バイ.デジタル.O-リング.テスト(BDORT)という。

1970年代にニューヨーク在住の日本人医師の大村恵昭博士(医学、薬学)が開発した診断法である。

 

大村先生は西洋医学の先端、心臓外科の研鑽を積み、工学部出身の知識を充分活用して、循環系医学の先端医療を極める。一方、東洋医学の研究も深めて東洋、西洋、両医学に精通された方で欧米では鍼及び電気治療の分野で著名な専門家である。

 

1993年、米国特許庁は医学系研究者の強力な後押しとその科学的データを認めて知的特許を許可している。

 

その方法は特別の器具も必要とせず、患者の手の指で(拇指と示、中、薬、小指のいずれかで)輪(Oリング)をつくる。その輪を診断(検)者の拇指と示指で引っ張り、患者の輪が離れるかどうかで診断をするのである。具体的には患者の身体の異常のある部位を触れて検出したり、又、患者の空いた方の手で薬や、飲食物を持っての検査も可能である。これは力くらべではないので検者は一定の力で引っ張るトレーニングが必要となる。薬や食べ物の合否は、自分にとって健康で安全なものであればOリングは開かず、逆に害のあるものは簡単に開いてしまうのである。

 

BDORTをする場合、特に注意する点は、マイナスの電磁波のある場を避ける。例えば合成繊維のカーペットの上やテレビの近く等、磁気を帯びたネックレスや金属も身体からはずした方が良い。

 

充分なトレーニングを受けて、このOリングテストを使いこなせるようになると、上級者では、ウイルスや細菌感染の部位及び有効薬の最適安全量まで判定可能であり、更には早期ガンまでも見つけることが可能であるといわれている。

 

 

6-2 Oリングテストの利点と応用

 

1、 患者の訴えや詳しい病態説明を聞かなくても、全身の異常箇所を検出できる。

2、 臓器代表点を用いて、西洋薬や漢方薬、鍼灸やその他の治療法の有効、無効の判定ができる。

3、 日常の飲食物、栄養剤、常用薬、サプリメント等、その人に対する有効性や有害性及び適量まで判定ができる。

4、 ある物質に対するアレルギー性反応や、適合性が判定できる。

 

指の筋肉は骨格筋の中で最も柔軟に動くすぐれた運動器官で脳と直結している。異常のある臓器代表点や皮膚を刺激した情報はただちに脳へ伝えられ、脳は無意識のうちにその情報を判断し筋肉に伝える仕組みになっているようである。

 

※ 体内の生理作用(体質)には個人差が大きく皆一様ではないので、特にOリングテストによる判定は大変有効なのである。

 

何故このような現象(変化)が起こるかについて大村先生は、物質の電磁場的質量に対する脳の反応現象と述べている。確実性の高い原理の1つであると考えるが私的に解釈すると、やはり生命の本源である先天的知能が五感プラス意念という全身にはりめぐらせたセンサーによって判定していると云わざるを得ない。因みに弁護士の高井伸夫先生はOリングテストは立派な科学であると評価している。

 

身体が同じように反応する現象は、仮説から始まり、数値化されて証明されると、一般的に常識化するのであるが、今はまだ社会的にも浸透性が浅い。Oリングテストは病気の出発点(真の原因)を追究できる医療でもある。

 

これから将来、常識化される未来医療の有望株の一つとして私は絶大なる信頼と期待を寄せている。何故なら、私の診断と治療法はOリングテストによって体系化されており、時には奇跡的と思われる結果を導き出しているからにほかならないからである。

 

大村恵昭博士(医学、病理学)略歴
日本BDORT医学会会長
マンハッタン大学電気工学科客員教授
シカゴ大学薬理学教授
ニューヨーク州公認国際鍼、電気治療大学学長
1993年、米国特許取得。(この特許をとるには名のある大学の教授クラス10人以上による追試で誰が行っても有効であると認められることが必要で、この条件をクリアしている。)


参考文献  「図説 バイ・デジタル・Oリングテストの実習」(大村恵昭、 医道の日本社)

 

(長生堂 院長 齊藤治道)

 

 

次回は、身体の中心軸である「背骨」と重力についてお話いただきます。

 

IMG_4226.JPG

2014年7月6日(日)7:16 東京都港区芝公園にてローズマリーを撮影
花言葉:「私を想って」

 

 

日本の隣国(中国・韓国)

 

最近、日本と中国、韓国との関係が相当、険悪な状況になってきた。国の外交は、まず「隣国」との関係を良好な状態で維持するのが国際外交のイロハだが、我が国の「安倍総理」は、中国や韓国を刺激するような言動を繰り出しては、「中国・韓国、なんぼのもんじゃい!」と言わんばかりに振る舞っている。もちろん、中国や韓国の「反日」は今日に始まったことではないが、それでも、これほどまでの膠着状態は過去になかったことだ。とくに、安倍首相が靖国神社に参拝してからというもの、関係が急激に悪化している。

 

それだけに、日本のマスコミは連日、中国と韓国に関するネガティブな記事を掲載、中には言葉に出せないような見出しがついているのもある。それも、どんなに恥部的な内容でも、そこはある程度の品を感じさせる文章で伝えんとするならまだしも、大手出版社系列の雑誌までが不愉快な言葉のオンパレードときている。今日の、このようなマスコミの状況をして、日本のマスコミのレベル、実力がわかるような気がする。

 

このように述べるといかにも、中国や韓国の肩をもっているように思われるが、そうではない。中国や韓国のマスコミ、政府関係者の言動にも眉をひそめたくなるような言葉が溢れており、どっちもどっちである。ただ、相手を貶す(けなす)場合、聞いている者が納得できるような「言葉使い」「記事・文章力」はあってしかるべきである。とにかく、昨今の不況の出版界にあって、中国と韓国の悪口を記事にすればある程度の販売部数が期待できるからか、中国・韓国関連のネガティブ記事は当分、続くだろう。

 

書き出しに「隣国」と記したが、中国と韓国は、日本にとって「とても深い関わりをもつ隣国」であり、文化や風習には重なるものが少なくない(正確には北朝鮮も隣国だが今回は省きました)。

 

われわれが使っている漢字も中国からきたものであり、それ以外にも仏教伝来をはじめ、多くの文化が中国、朝鮮半島を通じて日本に入ってきた。いわば、ルーツを辿れば一つのところに行きつく、近くて近い隣国なのである。それだけに、中国と韓国との関係はなんとしても良好な関係を維持しなければならないのだが、安倍総理にはそれを期待するだけの器量も知恵もないとあっては、中国・韓国と個人的な関係を維持している日本人たちに期待するしかない。国と国との関係も、個人の人間的な信頼関係が土台になって形成されるものゆえ、最悪の関係におちいるのだけは防ぎたいものである。

 

中国といえば、高井先生は早くから、中国に「高井・岡芹法律事務所」を開設している。中国の経済が開花しだした頃、高井先生は“企業の海外進出”と同じような先見性から中国に進出。そう言う意味では、高井先生の法曹界における国際感覚は相当なものである。以前に高井先生から聞いた話だが、中国に「上海高井倶楽部」があったそうである。その上海高井倶楽部を通じて日中に関連している様々な方と出会い、縁を結ばれたが、その縁が後々に「日中間における人的交流の種」になっているとしたら、これこそ、中国との関係における潤滑油的な役割を果たすと思える。中国や韓国を貶すことにはしゃいいでいないで、相手の国・国民と交わっていこうとする広い視野こそ、隣国の関係を良好に保つ秘訣ではないだろうか。

 

前々回のコラムで「アベノミクス」を批判的に切り捨てたが、この原稿を執筆するにあたりまたもや「安倍総理」を取り上げてしまった。そこで、ついでだから安倍総理について少しだけ触れておきたい。

 

中国と韓国の関係がこのような状況に陥った一番の要因は、安倍総理にあると言っても過言ではないだろう。靖国神社問題、中国との領土問題、慰安婦問題とは別に、世界第三位の経済大国のである日本のリーダーにあるまじき器量と人格をして、このような状況になってしまったと思えてならない。だいたい、政治家としての理念、哲学、教養もない人が総理大臣になってしまった“過ち”が問題なのであり、アベノミクスなる経済政策における「愚策」のように、外交においても失格である。本当なら、マスコミは声を大にしてそのへんの問題点を取り上げ指摘しなければならないのだが、日本のマスコミは…よそう。この勢いで書いたら日本中のマスコミから袋叩きされかねないだろう。

 

 

IMG_4144.JPG

2014年6月15日(日)東京都文京区白山4丁目にてガクアジサイを撮影
花言葉:「移ろ気」

 

今回も、5月30日付記事より連載しております、私がお世話になっている長生堂 院長 齊藤治道先生によるエッセイ「自然治癒力を生かす『重心七軸調整法』」をご紹介いたします。

 


齊藤 治道  略歴

1954年 宮城県生まれ。23歳から治療の道に入る。
長生学園で長生医学(整体療法)を学び、関東鍼灸専門学校で鍼灸治療を学ぶ。
厚生労働大臣認定(鍼師、灸師、指圧マッサージ師)の免許にて開業。これまで述べ15万人あまりの相談者を施術。
各種整体、カイロプラクティックやOリングテストをはじめ鍼灸等東洋医学の研究、研鑽の結果「重心七軸調整法」の治療体系を編み出す。
長生堂(東京オフィス、仙台オフィス)院長
健体康心の集い(自己整体法である導引法を指導)主宰
著書 「図説導引法」(非売品)
日本長生医学会会員。日本バイデジタルOリングテスト医学会会員。少林寺拳法五段。

 

 

5-1 先天的知能(生まれながらに内在する叡智)の役割

 

※ 先天的知能と、自然治癒能力という言葉は重要なキーワードなので重複する。生命の根源的役割を果す先天的知能は、身体の正常な機能(健康)を維持運営するために、脳というスーパーコンピューター、兼発電所の発電源となり、そこで生まれた生命エネルギーは神経系を利用して全身末梢部へと伝達されている。

 

その結果、各器官は正常な生命活動を表現できるのである。これをもう少し単純に例えてみましょう。

 

① 中心のエネルギーは、先天的知能により脳という「発電所」で作られる。

② そのエネルギーは、神経という「電線」を通じ、全身に伝達される。

③ そして全身各組織の細胞に、生命の働きや機能を与える。

 

ただ身体を流れる生命エネルギーが、電気エネルギーと異なる点は、知的調和をもたらす「命令エネルギー」であるということである。

 

この知的エネルギーには、身体を正常に保とうとする修復力や回復力となる「力」が存在している。これを一般的に「自然治癒能力」又は「自然良能」と呼んでいる。

 

全身に網の目のようにはりめぐらされた神経、このどこか一ヶ所が切れると、その先の器官が力を失ってしまうことでも、この力の流れは、ある程度理解して頂けると思う。

 

 

5-2 統合された人体の仕組み=全機一能性

 

天地自然の妙は、仕組まれた無数の歯車がしっかり噛み合い、それぞれの役割を成すように人間の身体を創り出した。

 

身体の各部分を見ると、それぞれある程度の独立性を持ちながらも、その根底においては、全体に結びつけられ、全体の統御のもとにおかれて機能している。このような働きを「全機一能性」という。

 

右手も左手も、右足も左足も全部自分自身そのものである。昨今の西洋医学は、顕微鏡の発達から人体を細かく分析する技術が発達し、専門分野域はパーツ単位に細分化された医学になっており、そこには統合性が増々見失なわれる傾向になってきている。

 

前述したが、我が国の「専門医制評価認定機構」によると現在70あまりの専門医制が認定されている。

 

「全機一能性」の続きをもう少し述べると、循環器系は心臓を中心に血管を通して全身に血液を送る器官である。つまり心臓の働きは全身のために機能している。

 

従って「心臓は全身である」と言っても過言ではない。心臓というポンプを「根」とすると「枝」は全身の脈管である。顕微鏡でなければ見えない毛細血管が全体の95%を占め、全長では10万km(地球2.5週)と言われている。面積からしても心臓よりはるかに大きく、全身の細胞1つ1つに酸素をはじめ栄養やホルモンを送ったり、外気温に応じて血管を太くしたり、細くしたりして体温の調節をしている。精神的緊張の必要があると、自ら収縮して血圧を上げてそれに対処している。このような想像を絶する複雑な働きをスムーズに行っているのである。

 

 

5-3 その人の個性を把握することの重要性

 

医師をはじめ、治療師は人を健康に導く役割を担っている。

 

医学を志す者は、身体の構造と、その働きを探求することはもちろんのことであるが、更に進んで、その人の性格や生き方など、疾患の背景にある深層部まで立ち入らなければ、観えてこないものがある。

 

医師や治療家は本来「人間整備士」なのである。自動車の整備士は、車の構造をはじめ、機能、馬力、用途等すべてに精通してはじめて整備が可能になるように、「その人を知る」ことが治療の条件になってくる。

 

ただ人間は、車のような物体と大きく異なり、構造や機能がより精密でかつ複雑で、更にそこに精神が存在している。それは感情、本能、知性、理性、意思といったものが複雑に絡み合い、その考えるところは自由放蕩的である。まさに十人十色とはよく言ったものである。

 

従ってそのような人間すべてを知ることは、非常に困難極まるものであるが、その深部にある個性を把握することが治療上とても重要である。3~5分の診察時間でどこまで観えてくるのか? おそらく表面的な診察に終始するのが関の山ではなかろうか。

(長生堂 院長 齊藤治道)

 

次回は、Oリングテストについてお話いただきます。

 

 

 

IMG_4139.JPG

2014年6月15日(日)東京都文京区白山4丁目にてキンシバイを撮影
花言葉:「秘密」「きらめき」

 

 

今回も、5月30日付記事より連載しております、私がお世話になっている長生堂 院長 齊藤治道先生によるエッセイ「自然治癒力を生かす『重心七軸調整法』」をご紹介いたします。

 


齊藤 治道  略歴

1954年 宮城県生まれ。23歳から治療の道に入る。
長生学園で長生医学(整体療法)を学び、関東鍼灸専門学校で鍼灸治療を学ぶ。
厚生労働大臣認定(鍼師、灸師、指圧マッサージ師)の免許にて開業。これまで述べ15万人あまりの相談者を施術。
各種整体、カイロプラクティックやOリングテストをはじめ鍼灸等東洋医学の研究、研鑽の結果「重心七軸調整法」の治療体系を編み出す。
長生堂(東京オフィス、仙台オフィス)院長
健体康心の集い(自己整体法である導引法を指導)主宰
著書 「図説導引法」(非売品)
日本長生医学会会員。日本バイデジタルOリングテスト医学会会員。少林寺拳法五段。

 

 

4-1 身体運動系(筋肉、骨格系)の歪みと生命エネルギーの伝達妨害

 

私は治療を受けにくる方々から様々な症状の相談を受ける。私の問診表(カルテ)は、内科的状況をはじめ、全身の事柄について記入できるように作成してある。何故かというと、身体は本来統合された存在で科別に分けられたシステムで機能していないからである。

 

本題の生命エネルギーの伝達妨害と、不調症状の関係であるが、身体は脳からの神経(生命)エネルギーが全身へ円滑にくまなく伝達されていて、かつ必要な栄養を摂取し、適切な運動と休養のバランスがうまくとれていれば健康は維持できるのである。しかし重力上「背骨を中心とする体軸や、身体七ヶ所にある重心軸」が狂っていると、脊髄を収めている大黒柱である脊椎が歪み易くなり、脳からのエネルギーが正常な量で伝達されなくなるため、機能低下を起こし結果的に症状を発するのである。

 

従ってこの症状の本来の意味は、運営本部である先天的知能から身体に軌道修正を促す信号なのである。

 

この運動系の歪みは、初めは機能的疾患として現れているが、放っておくと徐々に進みついには器質的疾患に及んでしまうのである。

 

<症例>

一人の患者の多岐にわたる症状(顎が痛い、目の奥の痛み、生理痛がひどい、立ちくらみ、脳貧血、低体温で35℃しかない、低血圧で85から上がらない、朝起きれない、顔色が悪く食欲がない、腰痛、肩こりがひどい、便秘、下痢、冷え性、等々)が一度の施術を受けた後、約1ヶ月で全快。体温は36,3℃、血圧は100まで上がり、人生が一変してしまうような事実がここにある。

 

2007年東北大学歯学部に招かれ「顎と全身、重心重力の関係」についてのお話しと調整の実技をお見せした。その際、前述の患者さんに許可を頂き、大学の先生方にその方のカルテを公開したところ、「血圧や体温の回復など医学にみてこんなことは奇跡です」と、信じられない表情であった。当方の論理的説明にもかかわらず医学者は頭が固いもので、枝葉末節的ミクロの研究に於いてはすばらしい成果を挙げているようではあるが、もっと柔軟性のあるダイナミックな発想の転換が必要と思われてならない。

 

 

4-2 自然治癒能力の補足

生き物は自らを治す力を持っている。簡単な切り傷や軽度の火傷或いは風邪等は、無理せず養生すれば勝手に治ってしまうことは我々は知っている。ところがある程度以上ひどい怪我や病気は、人工的な治療を施さないといけないことは医学的常識でありここで説明するまでもない。現代医学から生命エネルギーや自然治癒力が妨害されるという概念はあまり見当たらない。

 

細分化されたミクロの研究も重要であることは理解できるのであるが、大地に立つマクロの基礎的構造の正体、歪体をしっかり研究し、完全設計された人体に、本来備わっている先天的知能から発する自然治癒(良能)作用を、十全に発揮させるための方法を基礎にするならば、かなりの疾病は自ら治癒に導かれ、予防も可能となるのである。従って身体の歪みを正さずに部分的治療に終始することは、底の抜けた器で水を汲むのに等しい。

 

私の施術のための診断法と調整法の目的は、各人に内在する叡智である「先天的知能」と、その発動の結果現れる「自然治癒能力」の存在の証明と、その啓発である。従って施術行為は、症状という結果にのみとらわれた対症療法ではない。

 

施術から次の施術までは必ず10日から2週間ほど間隔を置くのが常である。その意味は神経(生命)エネルギーの伝達妨害を正したならば、身体は自然治癒作用によって可能な限りよい状態に適応しようと動き始めるのである。そのエネルギー伝達がしっかり展開されている限り、余分な人為的施術は加えない方が良いからである。

 

(長生堂 院長 齊藤治道)

 

次回は、先天的知能(生まれながらに内在する叡智)の役割等についてお話いただきます。

 

ご利用案内

内容につきましては、私の雑感等も含まれますので、真実性や正確性を保証するものではない旨ご了解下さい。

→ リンクポリシー・著作権

カレンダー

2019年7月
« 6月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

プロフィール

高井・岡芹法律事務所会長
弁護士 高井伸夫
https://www.law-pro.jp/

Nobuo Takai

バナーを作成